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歯ブラシの交換のタイミングは?
2018年02月23日
今まで読んでいただいた方はお気づきかもしれませんが歯ブラシは毛の材質が何種類かあります。
一般的にはナイロンかポリエステルが多いようです。その他には豚や馬の毛を使用したものシリコンを使用したものもあります。
毛先がナイロンの歯ブラシは大体1カ月すると毛先が開いてきます。ポリエステルの毛先は3-4カ月で毛先が開いてきます。毛先が開いてくると刷掃能力は60%程度まで落ちるといわれており交換する一つの理由になります。毛先が開くと磨きづらいだけでなく歯ぐきを傷つけたりといいことはありません。
あなたの歯ブラシには100万から1億の細菌がついています
また、私たちの口の中は数十億個もの細菌がいると言われています。その口の中を3週間磨いた歯ブラシにも細菌は100万から一億個ついていると言われています。なのでこういった面から見ても1カ月ほどでの交換がいいのではないかと思います。ただ、ポリエステルの毛先の歯ブラシはナイロン毛よりも水はけがよく乾燥しやすいので細菌の増殖を抑えるようです。ポリエステルの毛先は3ヶ月ほど使用できますがどの程度細菌がいるのかは調べがつかなかったのでわかりませんがナイロンよりは増えづらいようです。
歯ブラシのお手入れ方法
歯ブラシの細菌の増殖を抑えるには歯磨き後よく流水で洗いましょう。毛先を指で軽くこすってあらうのがいいと思います。意外と毛の中に食べかすや歯磨き粉が残っている場合もあるのでよくチェックしてください。お子様の使った歯ブラシは一緒に手伝ってあげてくださいね。
次は乾燥です。細菌は水分が乾燥するまでの間にふえます。なのでなるべく乾燥を早くさせることが大事になります。歯ブラシを上下に振り水気をきりましょう。ある程度水気が切れたらティッシュやペーパータオルなどで水気を吸い取り乾燥させるといいとおもいます。
その後は風通しのいい場所に保管します。洗面所の棚などに入れると風通しがよくないので別に歯ブラシたてがあったほうがいいですね。注意してほしいのはユニットバスの方やお風呂で歯磨きをするのでお風呂場に保管している方です。トイレ周りは雑菌が多いです。浴室は湿気が多いので細菌は繁殖しやすい環境になります。面倒にはなりますが別の場所に保管しましょう。