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9月, 2018年

どんな歯ブラシがオススメ?その3 [2018年09月07日]

ピュオーラ 薄型コンパクト

今回はテレビのCMでやっているピュオーラの歯ブラシです。なかなかメーカーのこだわりの感じる作りになっているようです。メーカーは花王です。柄の材質はポリアセタール毛の材質はナイロンです。写真でも見ていただくとわかると思いますが一般的な歯ブラシは毛が四角に並んでいますがこの歯ブラシは毛が丸く配列されています。横が7列 縦が3~8列と変わっているのが今までの歯ブラシ比べてもわかると思います。ヘッドの柄の厚みは3ミリ 毛の先端までは13ミリでした。HACで¥354でした。

独自の毛束の配列をしていてブラッシング圧を軽減するように考えられているようです。上から見ると丸く横から見るとウェーブしています。さらに柄の持ち手部分がかなり後方にあり力が入りすぎないように設計されています。柄の前方は今まで使用したものと比べても明らかに細く奥まで磨きやすいような設計になっていてこだわりを感じます。

使用感は、うまく設計されているなってかんじました。というのも柄の持ち手後ろにあるのを気づかずに使用していてそれでも自然と後方のグリップ部分を持っていました。これって結構すごくないですか?ついつい力を入れて磨いてしまう方もいると思いますが、自然と後方に手がいくことで力が入らないようになっています。さらに柄がかなり細い設計になっているため、柄がかなりしなることを感じます。このしなりは今までにない感じで、力が入ってもしなるため余分な力が歯、歯ぐきにかからないようになっているなと感じられました。柄が細いため奥歯や親知らずも問題なく磨くことが可能でした。ただ、毛のウェーブ設計が残念。やはり毛は正直フラットが歯にも均一にあたり磨き残しも少なくなります あとナイロン毛ですが値段がちょっと高めなのが残念です。

総合評価 A⁻

ピュオーラ52 コンパクト

今回もピュオーラの歯ブラシを使用してみました。 同じピュオーラのコンパクトですが、前回のものとは設計が全く違うものとなっています。柄の材質は飽和ポリエステル樹脂、毛の材質はナイロン毛です。毛はウェーブカットで写真で見ると先端の方が白っぽく見えますが毛が少し細くなっているようです。毛の配列は斜めに配列されているため数えにくいですが横1~5列 たて10列の配列です。ヘッドの柄の厚みは5ミリ 毛の先端まで16ミリでした。HACで¥255でした。

毛の先端にかけて細くすることにより隙間までしっかり磨けるようです。毛のカットはWのようなカットで歯と歯茎の境目に密着できるように考えて設計をしているようです。実際の使用感は、ウェーブカットの部分はビトイーンなどよりもなだらかなので磨いていても気になりません。先端の飛び出ている部分は前歯の裏の磨きにくい部分にはあてやすく感じました。柄にはラバーの滑り止めはついていませんが特に滑ったりして落としたり歯ぐきを傷つけるようなことはありませんでした。二つくぼみが柄についていて長く持つとき、短く持つときの両方に持ちやすく考えられています。ただ、やはりヘッドの柄が厚いです。そして毛も10列になってくると奥歯が磨きやすいとは正直言えません。ただ毛束の多さにより全体に磨くという部分で考えると汚れは取れたなと感じました。縦磨きはやはりヘッドが大きいため磨きにくさを感じました。

総合評価 B

バトラー #025

歯ブラシのブログを書いていますが実際に使用してから書いているのでなかなか記事が進まないので今回は当院に置いてある歯ブラシの1つを紹介させていただきます。

毛の材質はナイロン毛。柄の材質はポリプロピレンです。売りは柄の厚みです。2.5㎜の業界で最薄のヘッドです。クリニカの超コンパクトのヘッドは2.6㎜ですのでほぼかわりませんが1番ということが大事なのでしょう。横2~3列 縦7列です。毛の先端までは12ミリでした。メーカーはサンスターでドイツ製です。

当院では320円での販売になります。薬局では置いていません。ロフトや東急ハンズにいけばあるかもしれません。透明のケースに入っているため持ち歩き用にも使え女性にもかなり人気があります。

使用感は、奥歯の奥まで磨きやすく親知らずが生えている方なども余裕をもって磨けます。こんなに届くのかっていうくらい奥まで届きます。ただ横が3列なのでその部分が弱点でしょうか。歯と歯茎の境目を磨いているとほとんど歯の面にあたりませんので歯の面もわけて磨く必要があります。少し上級者向けの歯ブラシかもしれません。全体には間違いなく磨きやすく歯の裏面もあてやすいです。ぜひ一度使用していただきたい歯ブラシです。

総合評価 A