一般歯科

虫歯になってしまったら

虫歯になってしまったとき、まず誰もが考えることはとにかく痛みをとりたいということだと思います。
痛いから歯医者に行くというのは当然のことで、またどの歯医者に行っても、今ある痛みに関しては取り除くことができると思います。

しかし私たちが本来すべきことは、患者様が二度と同じ苦しみを味わうことのないよう、虫歯の根本を取り除き患者様にあった適切な予防方法を提案することです。

もし今ご覧になっている患者様が虫歯で苦しんでいらしたら、是非虫歯の根本を解決させて頂きたいと、私たちは考えております。

また、今現在虫歯の痛みで苦しんでいらっしゃらない方も、将来的に健康な歯でいられるよう、予防について知って頂ければ幸いに思います。

すべての治療に共通することではありますが、当院では以下の3つのことを重視し虫歯治療を行っております。

歯医者が嫌いという方の中には麻酔の針をさす痛みが苦手な方も多くいらっしゃいます。
そんな方のために当院では痛みがなるべくないように3つの行程で麻酔をかけていきます。

まず、粘膜の表面に塗り薬を塗ります。続いて針のない麻酔にて麻酔を軽くかけます。
そして通常の麻酔をかけるのです。この２つの行程を経て針を刺すときには痛みがほとんどなくなるのです。

また、使用する針も通常の歯科医院よりも細い針を使い痛みへの配慮を心がけています。

感染予防について当院の取り組みについて説明します。

日本で歯科医院を開業するための施設基準として滅菌器のオートクレーブというものが必要です。
そしてヨーロッパにおいてはミーレの設置が施設基準になっているそうです。
そもそもなぜミーレが必要なのか？

それは簡単です。
オートクレーブは高温になるため入れることができない器具がかなりあるからです。

ミーレは滅菌まではできませんがほとんどの菌、ウイルスを99.9％殺菌できます。
当院ではまず器具をミーレにかけ殺菌しその後個別にパッキングしてオートクレーブにて滅菌を行い保管します。
そして治療直前に開封します。
当然診療に使う器具から歯を削る器具などを患者さんごとに毎回交換し殺菌、滅菌します。

ものすごく大変なことではありますがこれはあたりまえのことです。
あたりまえのことをあたりまえに徹底していきたいとおもいます。
当院で診療受けるとわかりますがいつもパリパリっと袋を開ける音がします。
これが安心の音だとおもっていただけると幸いです。

一度虫歯が治ったとしても、そのまま放置して生活していれば虫歯はまた再発してしまいます。
原因の根本除去ももちろん大切ですが、それ以上に大切なことは日々の食生活やクリーニング等のメンテナンス面です。

私たちは、患者様の生活習慣や価値観をヒアリングさせて頂き、その上で適切な予防方法をご提案させて頂きます。
また、歯磨きの仕方や食べ物や睡眠時間等、必要な情報は全て提供させて頂きます。

患者様が二度と痛みに苦しむことのないようにすることが私たちスタッフ全員の思いですので、何か気になることがあればささいなことえも構いませんので聞いて頂けると嬉しく思います。